加納ミサ公式 Blog & Column 心で生きる Healing The Heart

☆今週のメッセージ☆心で動く

 

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今週のメールマガジンでお届けしている
メッセージを掲載します☆

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☆今週のメッセージ
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教会の鐘が鳴り響く
古都の街にサラという女性が
一人旅をしていました。

サラは、これまでの自分の殻を
破りたくこの街へ訪れて数ヶ月。

運河のほとりを散歩し、
枯れ葉が敷き詰められた
石畳の上をのんびりと歩き、

カフェで今後のことの
プランニングしていました。

サラはとても満喫していました。
正確に言うと、満喫しているように
思い込もうとしているのかもしれません。

最初の数週間はどれもが
新鮮で良かったのです、それで。

しかし、街に住み慣れていくと
サラの心はしぼんでいきました。

この美しい街並みに滞在することで
何かすごい物を得ようとしていました。

何かしなければと駆り立てる焦りで
心がいっぱいになりました。

これでは自国にいるのとまったく
同じではありませんか。

サラは心に決めました。
「焦ってもしょうがない!
こうなったら、もう、
とことんこの滞在を楽しむわ。」

今までは色んな
プランニングして
紙に書いて、
心の整理をして
啓発の本を読んで。。

それらをすべてやめました。
考えることすらやめました。
紙も破り捨てました。

サラは心が動くことだけを
することに決めました。

宇宙に白旗を挙げた瞬間でした。
宇宙に降参した瞬間でした。

自分で頑張って考えるのを
やめた瞬間でした。

翌朝、いつものように街に出ると
足が自然と逆の方向に行きたがっています。

サラの心が動きました。
こっち、おもしろそう。
足も動きます。

見知らぬ場所を地図も持たず
歩き出しました。
サラの心は不安どころか
行き着く先が解らない場所に
むしろ心が躍り出しています。

「こんにちは」
向こうから歩いてきたご婦人が
ふと挨拶をしてきました。

「こんにちは、今日も澄んだ青空ですね。」
サラは やわかく微笑み 挨拶をかえしました。

「あなたの楽しそうなお顔に
声をかけたかったのよ。
あなたに神のご加護がありますように。」

ご婦人は静かな笑みをたたえて
歩み去りました。

サラの心があたたかくなりました。

最初の扉が開きました。

サラはおもくまま歩き出しました。
何かしなければというものを
捨て去ったら、なんと世界は
軽やかなんでしょう。

頭では考えられなくなりました。

サラは、心で動いているのです。
心で生きているのです。

「こんにちは」
また、声をかけられました。

「こんにちは」

知らない街が急にあたたかく
親しみのある街に変わりました。

サラの心の目にやさしい
許された世界が 見えはじめていました。

誰もが、道行く人すべてと
心でつながっている。

やさしい気持ちがサラの心から
どんどん街中へと広がっていきます。

夕暮れ近く、
とあるカフェへと入りました。

クリスマスが近いこの季節、
サラは、三枚のカードを手に取り
温かなコーヒーを飲みながら

大切な友人、大切な家族あてに
メッセージを書きました。

「わたしは、今朝、
心を取り戻しました。

今、わたしが観ている世界は
すべてがやさしく、あたたかさに
包まれている世界です。

道行く人の笑顔に思わず
わたしも微笑みかえします。

わたしは今、許された世界を
観ているのです。

私を支え、応援し、愛してくれる
大切なわたしの友人、家族へ

わたしの背中を押して
くれてありがとう。

わたしは一人、ここに
滞在することで
多くの許された奇跡を
目撃することができたの。

それは、決して一人では
成されなかったこと。

人と人が交わることで
この美しくやさしい世界を
目撃することができたの。

でもね、わたしは今、正直に言うと
とてもさみしい。
大好きなあなたに逢いたい。
大切なあなたに触れたい。

だから、わたしは
この温かな心を持って
あなたのもとへ帰りますね。

今度は、あなたと一緒に
この美しい街を観て歩きたいの。」

サラが心で書いた
クリスマスカードは
かぎりなくやさしく
カフェの中はあたたかな空間に
包まれていました。

そう、道行く人も
ふと立ち止まるほど
店内には愛があふれていました。

数年後

帰国したサラは
物語を書き始めました。

サラが書いた物語は今では、
世界中の子供達に愛され
読み継がれています。

あのやさしいひとときが
こうして本となって
世界中を旅しています。

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どうにもならないとき、
外に飛び出したくなることもあります。
飛び出してください!
叫んでください!
そして、おもいっきり
泣いて落ち込んだ後は

宇宙に白旗挙げて
楽しみましょう☆

大丈夫、宇宙はいつまでも
あなたを悲しみの中に
閉じこめておいたままにはしませんから☆

 

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