絶望の淵にいるとき、わたしたちは光あるところ、輝いているところがまぶしすぎて近寄ることさえできないものです。差し伸べる手を取る気力と体力さえも無いのですね。そして手を取りたい自分がいるけれど、取ってしまう自分が惨めで哀れでよけい暗闇へと足を進めるかもしれません。
どうぞ、そのようなときはあせらずその場所にいつづけてください。無理に出口を探したりしなくてもいいのです。どんな暗闇にいても精霊はいつもわたしたちの側からは、かたときも離れたりはしません。
わたしたちがほんの1ミリでも動いてみようかなと思う時がくるまで、それまで居続けることをゆるしてあげてくださいね。
おかえりなさい。